大人気漫画SLAM DUNK（スラムダンク）の最新映画『THE FIRST SLAM DUNK』が2022年12月3日（土）に公開されます。アニメも人気で、スラムダンクのファンは世代を問わず多いのではないでしょうか。
11月4日（金）には映画の声優情報が発表され、これが一部のファンの物議を醸しているようです。
何が起きているのか、解説していきます。
SLAM DUNK（スラムダンク）とは？
井上雄彦先生の作品で、1990年から「週刊少年ジャンプ」で連載した大ヒット漫画です。1993年から1996年にTVアニメ化もされ、こちらも大ヒット。ストーリーは、湘北高校に入学した主人公・桜木花道（さくらぎ はなみち）がバスケットボールを通して仲間とともに成長していく青春ストーリーです。「バスケがしたいです・・・」「諦めたらそこで試合終了だよ」など名言もたくさんあり、一度は聞いたことのあるセリフではないでしょうか。アニメのオープニングのモデルになった、神奈川県鎌倉市の江ノ電「鎌倉高校前」はファンにとって今だに人気スポットとなっています。
声優について
1993年のアニメの声優陣と新しい声優陣を見ていきましょう。まずは1993年のアニメ声優陣です。
桜木花道・・・草尾毅
流川楓・・・緑川光
赤木剛憲・・・梁田清之
三井寿・・・置鮎龍太郎
宮城リョータ・・・塩屋翼
草尾毅さんはドラゴンボールのトランクスやケロロ軍曹のドロロ兵長を演じています。緑川光さんもドラゴンボールの天津飯、遊戯王の海馬瀬戸、置鮎龍太郎さんはテニスの王子様の手塚国光、鋼の錬金術師のスカーの声優を担当しています。書ききれないくらい、全員が人気アニメのキャラクター演じ、現役で活躍しています。
そして、交代となった新しい声優陣は以下の方々です。
桜木花道・・・木村昴
流川楓・・・神尾晋一郎
赤木剛憲・・・三宅健太
三井寿・・・笠間淳
宮城リョータ・・・仲村宗悟
まるっと入れ替わりました。木村昴さんはドラえもんのジャイアンの声で有名ですね。他の方々も最近のアニメで大活躍の声優さんたちで、今回、井上雄彦さんが直接、選考にも関わっているオーディションで選ばれました。みなさん素敵な声ですよね。
なぜ声優が代わったのか？
以前のアニメ声優陣は今なお現役で活躍中の方々ばかりです。ただ、アニメが終了してから20年以上もの月日が経っています。声優さんの中には「もう当時の声が出ない」といった方もいるようです。確かに50代、60代になって高校生の声を出すのは至難の業な気がします。
井上雄彦先生も「知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めて見るスラムダンク。そんな感じで気軽に楽しんでもらえたら嬉しいです。」とコメントしているので、新しいスラムダンクとして作品を公開したかったのかもしれません。
まとめ
スラムダンクとともに青春を過ごした方にとって、声優の交代はガッカリしてしまった方もいたでしょう。慣れ親しんでいた声の変化には衝撃を受けるものですが、今回、ファンは新しい声優に対して不満があるのではなく、前売りチケット発売後の声優交代発表にショックが大きかったのではないでしょうか。重要な情報解禁はタイミング次第で吉にも凶にもなり得るということですね。
賛否両論ありますが、公開まで1ヶ月を切りました。新しいスラムダンクもどうなるのか、楽しみに待ちましょう。
